切り絵は、誰でも簡単にできます!
切り絵は、とても簡単なので作り方マニュアルのようなもは、あまり紹介されていません。人によっては「下絵と黒紙を重ねて、カッターで切るだけだよ!」と説明する人もいるくらいです。
実際にその説明は正解なのですが、これではあまりにも乱暴で「サッパリ分からない」という人がほとんどと思います。
ここでは、一般的に基本と言われる作り方の手順(①~④)をまとめましたので、初挑戦の人は参考にしていただければと思います。
※一般的な例ですので、自分の行いやすい方法にアレンジしても問題はありません。
①切り絵の下絵を用意する
切り本などにある既成デザインを利用する場合は、そのデザイン画をコピーすればOKです。
★例は切り絵作家 gardenの切り絵図案集を使用。
初心者の方は、細かい部分を切るのに慣れてないと思うので、小さいデザイン画の場合は拡大コピーした方が作業しやすいと思います。
例:B5サイズのデザインをA4に拡大コピーする
自分で考えたデザインで切り絵を作りたい方は、コピー用紙などに鉛筆やペンでデザインを描きましょう。この時に太い線で描いておくと作業が楽になります。
【ポイント】
既成デザイン・オリジナルデザインとも、共通しているのはコピーをとって、それを下絵として利用するという事です。予備で複数枚コピーしておいた方が良いと思います。
★切り絵専用の紙の場合は、裏地が白(表は黒)なので直接コピーや下絵を書くことができます。この場合は②の黒紙と下絵を重ねて留める作業は不要になります。
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②黒紙と下絵を重ねて留める
基本は黒紙(色紙でも可)を使用する人が多いと思います。①で用意した下絵(コピー)をピッタリと重ねて留めましょう。
留めるものはテープやホッチキスでかまいません。作業中は下絵と黒紙を重ねて、同時にカットしますので、ズレないようにしっかり留める事が大切です。(数箇所を留めて動かないようにする)
※切り絵専用紙(表が黒、裏が白)を使用している場合は、この作業は不要となります。
【参考情報】
管理人は適当にテープで固定するのですが、剥がせるスプレーのりを利用して全体を固定する方法もあります。使用した人に聞くと、「作業中はピッタリとくっつき、作業後はキレイに剥がせる。」そうです。
③作業開始 カッターで切る
いよいよカット作業です、緊張しないで落ち着いて行ってください。
切る手順としては、「細かい箇所」から先にカットしていきます。また、「中心部」から行い「外側は最後」にカットするというのが基本です。
手順が反対になると、切り絵がバラバラになって苦労しますので気をつけてください。
【カットのポイント】
下絵の線とズレても気にしないで作業を続けてください。小さな失敗も完成時には作品の味になるのが切り絵の魅力です。また、大きく切りすぎた場合でも裏からテープで貼ってしまえば分かりません。
④白い台紙に切り絵を貼る
切りあがった作品を白い台紙(色紙でも可)に貼りつければ完成。
ノリをつけすぎると皺がよったりするので、可能な限りノリは少なくした方がキレイな仕上がりになります。スプレーのりだと均一の薄くノリが付着するのでオススメです。
台紙に貼っただけだと、時間経過でどんどん劣化してしまいます。気に入った作品は、額縁等に入れると劣化防止になります。
説明したのは基本的な手順ですが、慣れたら作業しやすいようにアレンジしても構いません。「習うより慣れろ」が切り絵の世界ですから、細かい事は気にしないで、どんどんチャレンジしてください。
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