基本は、自分に向かって真っ直ぐ引く
カッターは刃の向きと同じ方向にしか切れない構造となっています。「できるだけ真っ直ぐに、自分に向かって引く」というのが基本になります。
綺麗に切れない時というのは、下絵を覗き込みながら切っていて刃の角度が横斜めに傾いているパターンがほとんどです。
刃の向きを縦に真っ直ぐにする事を意識してください。
また、切り絵の作業は時間がかかりますので、余計な力が入らないポジションを自分なりに探してください。また、紙を実際に切ってみると思った以上に力が不要だということがわかると思います。繰り返し行う中で力加減が自然と身につくはずです。
注意したいのは、切り始めと切り止め
これは直線に限らない事ですが、切り始めと切り止めは注意してください。綺麗に切っているつもりでも、最初と終わり(切り始めと切り止め)はカッターが甘く刺さっている事が多く毛羽立ちの原因になります。
切り始めはカッターの刃を紙に対して直角に刺し、刃の角度を自分の好みに戻してから切っていくようにすると良いと思います。また切り止めは刃を立てて突き刺すようなイメージで行うと切り残しがありません。
この切り始めと切り止めも慣れてしまえば自然と行えるようになります。
※はじめての切り絵では、デザインナイフの使用を推奨しています。直線は文具カッターでも綺麗に切れるのですが、曲線に関してはデザインナイフの方が遥かに簡単にカットできると思います。
【参考】切り絵の道具
下敷き(カッターマット)は、大きめサイズを選ぶ
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机にカッターのキズを付けないために敷くマットですが、個人的にオススメなのは、大きくてビニール製のカッターマット。カッターマットにはゴム製の物もあるのですが、ビニール製の方がカッターの刃に優しいので道具が長持ちします。
管理人のオススメは、オルファ(OLFA) カッターマットA3 (320x450x2mm) 135Bです。A3サイズなので、安心して作業が出来ます!
【特徴】
●硬質素材を軟質素材で挟み込んだ3層構造を採用。
●A3用紙よりもひと回り大きなサイズで作業机を広くカバー。
●切り口が目立たず刃の切れ味も長持ちします。
●表面と裏面の両面が使えるリバーシブルタイプ。
●商品サイズ:約32cm x 約45cm